事の次第
先日、鍵の束を紛失してしまい数日間見当たらず非常に困りました。
ただし「自宅内で紛失しているはず」という根拠の薄い自信があったのです。
で、まあ3、4日後に無事発見できたのでよかったんですけどね。
原因は原付バイクに鍵を差したまま、カバーをかけてしまい発見が大幅に遅れた、という情けないもの。
わたしも40を過ぎて最近なんだか物忘れが多くなってきた自覚があるので、これを機に対策を進めようと決意した次第。
TILE MATE
そんな折、偶然にもAmazonで紛失防止タグ「TILE MATE」がタイムセールの対象となっていたものですからこれ幸い。
しかも現行バージョンは電池交換が可能になったんですよね。以前までは一年間で使い捨てだったのです。さすがにそれはお金も物としてももったいない。
電池もよくあるボタン電池なんでコンビニでも購入可能。
で、4個セットなんてものもあったのですが、とりあえずひとつ試しに使ってみてからでも遅くはあるまい、と考えてポチっ。
さて届きました。
なかなか立派なケースに入っていますよ。
中身は本体と多言語対応の説明書のみ。
大きさはこのくらい。
手のひらにすっぽりおさまります。
使用条件
どうやって使うかと言うと、スマホに「TILE専用アプリ」をダウンロードしてTILE本体とスマホを紐づけします。
具体的な方法はマニュアルを参照ください。
Tile_user_guide_ver1.0
何ができるか
スマホからTILEの位置を特定できる
Bluetoothで接続されたTILEとスマホは半径45mの範囲で反応します。
よってその範囲であればおおよその位置が把握できるわけですね。
スマホでTILE自体の音を鳴らせる
専用アプリから遠隔操作してTILE自体の音を鳴らすことができます。
ですので「自宅の中にあるのは分かってるけど、具体的にどこに置いたっけ?」となっても音を鳴らしてやれば「ああ、あの鞄の中だ!」と気づけるわけですね。
TILEからスマホ本体の音を鳴らせる
今度は手元にTILEがあるけどスマホが見当たらないって時に便利な機能。
TILE本体の中央(TILEと表記されている部分)が大きなボタンになっているので、そこをダブルクリック。
すると紐づけされたスマホから音が鳴って「ああ、洗面台に置きっぱなしだった」と分かるわけです。
みんなで探せる
ここがおすすめする大きな理由のひとつでもあるのですが、TILEユーザー同士が協力して紛失物を探し、持ち主に通知できるという素晴らしい機能が備わっているのです。
協力すると言っても自発的になにかするわけではなく、スマホが勝手にTILEの信号をキャッチしてアプリを通じデータを送信するだけ。
スマートスピーカーにも対応
要するにAmazonのアレクサやグーグルアシスタントなんかを呼び出して音声で操作できるというわけです。こういうガジェットに話しかけるやつですね。
これ便利そうではあるものの、文言が決められていまして、アレクサなら「アレクサ、タイルでカギを鳴らして」といった具合に必ず“タイルで”と言う必要があるのです。
日常的に使う機能ならともかく、探し物をして焦っている時にこのルールを思い出すのって難しいと個人的には感じます。
ちなみにグーグルアシスタントに対しては“タイルを使って”というセリフが割り当てられています。
誤認識を防止する対策なのかもしれませんが、なんだか面倒かな、と。
まとめ
- 現行TILE MATEは電池交換可能でコスパ抜群
- 軽量薄型なので財布にもおさまる
- スマホとの紐づけ方法は簡単
- スマホとのTILE双方向で探しあえる
- TILEユーザー同士が協力して紛失物を探せる
- あと一応スマートスピーカーに対応している
と、こんな感じで鍵や財布など、失くすと困るものにくっつけておくと安心です。
例えばご自分のものだけじゃなく、お子さんやスマホを持たない高齢の親御さんの持ち物に忍ばせて管理しておく、なんて使い方もできそうですよね。
わたしも改めて4個セットを購入しようと思います。